1. 講評

本アワードの目的は、ハンドメイドの付加価値向上のために、MAKERS'が目指すことを実現されている方に光を当てて、ハンドメイドに携わる人へのひとつの指標を示すことでした。

MAKERS'が目指すこと

  • 手づくりの付加価値の向上
  • 作品からブランドへ
  • 趣味をビジネスへ
  • プロフェッショナルの創出
  • プロのクリエイター人口の増加
  • 企業とクリエイターのビジネスマッチング

募集内容の具体例

1. 企業とクリエイターコラボ
・企業とクリエイターがコラボレーションして新商品を開発
・クリエイターを起用した販売促進(プロモーション)企画
2. 作品からブランドへ
・ハンドメイドブランドを起業
3. クリエイター人口の増加
・クリエイター向けの設備を揃えたスペース
・これからクリエイターを目指す人へ向けたイベント、Web、書籍等
4. クリエイター支援
・クリエイターの作品展への資材提供
・クリエイターがイベント出展をする際の支援

以上がエントリーの説明に記したことですが、すべての候補者のそれぞれがハンドメイドに貢献されており、またMAKERS'が目指すことのなにかしらを実現されており、認めるべき貴い存在です。
しかし、抜きんでているのか?皆が認める指標となるのか?ということでは、残念ながら、ゴールドプライズ以外は、その域に達してはいないという判断をいたしました。
ハンドメイドの価値への興味・感心が高まる昨今では、プライズに値する方や活動が実在するはずで、本アワードの存在と意味を認知させることについて、主催者としての力不足を認めざるを得ません。
しかしながら、掲げた理想の水準をそのままに、1回目のMAKERS' AWARDは、シルバー、ブロンズの賞については、該当なしといたしました。
ここで、特にHandmade MAKERS’に出展されている皆様、関心をお持ちの皆様には、本イベントの趣旨、アワードの目的をさらに深くご理解いただき、理想を共有することで、ハンドメイドの付加価値向上に、手を取り合っていけるようになることを願っております。

2. ゴールド 選考の理由

受賞されたソーイング作家の伊藤みちよさんは、ご自身ひとりではできなかったことを、ギルダ横濱さんと出会ったことで実現しました。
逆に、職人集団のギルダ横濱さんは、デザイナーでもある伊藤みちよさんと出会ったことが、今回のHandmade MAKERS’への出展に繋がり、技術のある職人集団が、クリエイターと結びつくことの意義を示すことになりました。
しかも、どちらも本イベントの舞台である横浜をモチーフとして意識的に取り入れることで、イベント来場者にアピール度の高い表現を可能にし、その効果は、ハンドメイドの世界の内側だけではなく、その外側に向けても、ハンドメイドの価値の発信を可能したという点で、1回目のMAKERS' AWARD・ゴールドプライズに相応しいと判断しました。

授賞式のご案内

期日 2017年11月10日(金)
場所 Handmade MAKERS'2017 会場内ステージ
時間 12時

募集内容の具体例

  • 企業とクリエイターコラボ

    ・企業とクリエイターがコラボレーションして新商品を開発
    ・クリエイターを起用した販売促進(プロモーション)企画
  • 作品からブランドへ

    ・ハンドメイドブランドを起業

  • クリエイター人口の増加

    ・クリエイター向けの設備を揃えたスペース
    ・これからクリエイターを目指す人へ向けたイベント、Web、書籍等
  • クリエイター支援

    ・クリエイターの作品展への資材提供
    ・クリエイターがイベント出展をする際の支援

MAKERS'とは

手づくりに携わるすべての人やグループ、企業が区別されることなく
同じステージ上で繋がり発信する場所・集団・ムーブメント、
それがMAKERS’(メイカーズ)です。
これまでメーカーとは主に企業を指していましたが、
私たちは企業だけでなく、手づくりをする人たちも含めて
新たにMAKERS’(メイカーズ)とし、
その支援と協業を目的に活動します。

MAKERS'が目指すこと

  • 手づくりの付加価値の向上
  • 作品からブランドへ
  • 趣味をビジネスへ
  • プロフェッショナルの創出
  • プロのクリエイター人口の増加
  • 企業とクリエイターのビジネスマッチング

CONTACT

MAKERS'運営事務局(一般社団法人日本ホビー協会)
info@makers-jp.com
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